1. 業務用ハンガーラックとは?

  • 業務用ハンガーラックとは、百貨店やアパレルショップなど多くの衣類を販売する店頭で使用されるほか、店頭在庫の保管場所であるバックヤードや倉庫などで使用される衣類用家具です。
  • また、業務用ハンガーラックが使用される場面としては、オフィスの来客用、病院やクリニックの更衣室、ホテルや旅館のクロークなどでも使用されています。

業務用ハンガーラックとは?

2. 家庭用ハンガーラックとの違い

  • 業務用ハンガーラックと家庭用ハンガーラックの違いに「耐久性」が挙げられます。一般的な家庭用ハンガーラックは求めやすい価格帯にすることから、プラスチック樹脂部品を使用した軽量・組立式が多い傾向にあります。

家庭用ハンガーラックにはプラスチック樹脂部品が使われていることもある。

  • 一方、業務用ハンガーラックは数多くの衣類を保持し、かつ移動にも耐えられる頑丈さが求められることから、剛性の高い部品や溶接技術などが使われ、耐久性と荷重の高い物が多くあります。

業務用ハンガーラックは強度と耐久性が求められる。

3. ハンガーラックの種類

H型

両端の立てパイプをハンガーバーで連結するタイプ。脚部に移動用キャスターを設けたものが多く、店頭でのレイアウト変更や在庫の出し入れ、掃除などで重宝します。

ハンガーラックの種類 H型とI型

I型(ポール型)

ポール型ハンガーラックとも呼ばれ、台座から伸びた1本の支柱からハンガー部分が飛び出ているタイプ。ほぼ台座部分のスペースがあればよく、少量の衣類を掛けられる省スペースなハンガーラックです。

ツリー型

木の枝のように複数のハンガーバーが飛び出しているタイプ。こちらもポールハンガーラックと呼ばれますが、複数のひっかけ場所があることが特徴です。

シェルフ型

棚と一体的にデザインされたタイプです。下段または上段に棚が設けられ、衣類の他、身の回り品を同時に収納することができます。収納力・剛性が高い一方、サイズが大きくなってしまう点に気を付ける必要があります。

ハンガーラックの種類 ツリー型とシェルフ型。

設置型

壁にネジ等で直接ハンガーバーを設置するものや壁に立てかけえるタイプがあります。特に壁立てかけタイプは見た目がシンプルでおしゃれな印象がありますが、地震等での転倒防止策が必要となります。

壁に立てかけるタイプのハンガーラックもある。

4. 業務用ハンガーラックを選ぶポイント

業務用ハンガーラックを選ぶポイントは、耐荷重やサイズの他、デザイン性や表面処理も見ると良いでしょう。

耐荷重は十分か?

ハンガーラックに衣類を掛けると意外と重量があります。一般家庭の150センチ程度のクローゼットにたっぷり掛けられた衣類の総重量は衣類を掛けるハンガーも含め数十キロにもなります。

衣類は意外と重量がある。

ゆったりサイズか、ぴったりサイズか?

一般的な衣類をハンガーに掛けるとその厚みは約3センチとなります。そのため、何着くらい掛けるかがサイズ選びの一つのポイントです。一般家庭は幅90センチを基準に設計されているので、仮に90センチタイプを選んだ場合、掛けられる衣類の数は約60着程度となります。また、店頭で使用する際はゆとりをもって商品を並べたいということから、できるだけ大きなサイズである150センチ幅を選ばれることがあります。

サイズはハンガーラック選びの大事なポイント。

高さ調整機能は必要か?

高さ調整機能が付いているハンガーラックであれば、衣類に合わせて高さ調整が可能です。高さ調整の機構として、ネジ型、クランプ型、プッシュ型などがあります。ネジ型にはパイプに直接ネジを当てるタイプと穴の開いた支柱にネジを通した落下防止タイプがあります。クランプ型やプッシュ型は高さ調整の利便性が高い一方、荷重保持力が低いこともあります。

ハンガーラックに高さ調整機能があると良い。

形やデザインは使うシーンに合っているか?

設置場所のスペースに合わせ、人がたくさん集まる講堂などでは横幅の大きいタイプを、それほど広くない会議室や面談室ではポールタイプを選ぶとよいでしょう。

ハンガーラックは使用するお部屋に合わせて、H型やI形などを選びましょう。

完成体か組立式か?

アパレルショップで使用するハンガーラックの中には完成体のものがあります。下部の強度は高くなりますが、配送コストは高くなります。一方の組立式はコンパクトに配送できますが、組み立ての手間が発生します。(※特に数多くのハンガーラックを使用するショップをオープンする際は何台も組み立てる必要があるので、電動工具があるとよいでしょう。)

組立式のハンガーラックはできるだけ頑丈なものを選びましょう。

ハンガーラックの表面処理は?

業務用ハンガーラックの表面処理は、メッキや塗装などあります。自動車部品にも使用される光沢のあるクロムメッキは装飾性・表面硬度が高く、比較的耐久性があります。塗装は安価である一方、表面硬度は高くないため、ぶつかるなどで塗膜が剥がれ落ちることがあります。また、アルミやステンレスなどは素材感を活かしたハンガーラックなどに使用されます。

ハンガーラックの表面処理は光沢のあるクロムメッキや塗装、金属の素材感を出したものなどがある。

5. 耐荷重の目安

  • 業務用ハンガーラックの耐荷重は、検査センターなどで実際に耐久試験を受け算出されます。ハンガーバーに静止荷重を掛け、その重量の50~75%程度で耐荷重が表示されています。
  • 一般家庭でもスーツやコートなどをたくさん掛けると相応の重量となります。また、掃除などのちょっとした移動で横方向から力が加わることを考えるとできるだけ荷重は高い方が望ましいです。

6. ハンガーラックに掛けられる衣類の数

サイズ 内寸 掛けられる数量 2段バーを活用すると
幅60 57.5センチ 約19着 約38着
幅75 72.5センチ 約24着 約48着
幅90 87.5センチ 約29着 約58着
幅120 117.5センチ 約39着 約78着

幅150

147.5センチ 約49着 約91着

1着3センチ厚として単純計算すると、幅90センチタイプでは約29着掛かります。また、2段バーを活用し、上下二段にすると2倍の58着が余裕をもって掛けることができます。

衣類の重さ一覧

品目 数量 重さ 合計
ジャケットハンガー 11 0.12KG 1.32KG
ズボン吊り 4 0.11KG 0.44KG
スーツ(ジャケット) 4 0.61KG 2.44KG
スーツ(スラックス) 4 0.39KG 1.56KG
Yシャツ 6 0.23KG 1.38KG
コート 1 1.24KG 1.24KG
合計 30   8.38KG

7. クロムスタイルの業務用ハンガーラック ストロンガーシリーズ

クロムスタイルの業務用ハンガーラックはバリエーション、拡張性、デザイン性に特徴があります。

サイズバリエーション

クロムスタイルの業務用ハンガーラック・ストロンガーは豊富なサイズバリエーション。コンパクトな60センチ幅から本格業務用の150センチ幅まで5つのサイズでジャストサイズのハンガーラックが見つかります。

  1. 幅60センチタイプ:一人暮らしに最適
  2. 幅75センチタイプ:衣類多めの一人暮らしに最適
  3. 幅90センチタイプ:一般家庭に最適
  4. 幅120センチタイプ:オフィスニーズに
  5. 幅150センチタイプ:アパレスショップニーズに

業務用ハンガーラック60cm 業務用ハンガーラック75cm 業務用ハンガーラック90cm 業務用ハンガーラック120cm 業務用ハンガーラック150cm

幅60cmタイプ

幅75cmタイプ

幅90cmタイプ

幅120cmタイプ

幅150cmタイプ

拡張パーツ

カスタムパーツ(オプションパーツ)で収納力もアップ。

  1. サイドフック…よく着るシャツやジャケットなどのちょい掛け用パーツ。固定用ネジが付いているので、業務用ハンガーラック・ストロンガーの縦パイプのお好きな場所に設置できます。
  2. 2段バー…シャツやジャケットをたっぷり掛けたいのであれば、2段バーを設置することで収納力が2倍になります。
  3. チェーン式2段バー…半分は上下2段で使って、もう半分にロングコートなどを掛けて、と一台のハンガーラックで衣類バリエーションに対応可能です。

デザイン性

  1. 専属の工業デザイナーが意匠をデザイン。
  2. 3DCADデータまで作成します。
  3. その後、製造担当者が強度・コスト、製造ロット等を調整し、プロトタイプ(試作)を作成。
  4. 外部専門機関(検査団体)へ耐久試験を行い、構造を確認。
  5. ロット生産後、品質マネジメントチームが各部品や溶接個所等を目視検査。
  6. 検査に合格したものがアッセンブリされ出荷となります。

クロムスタイルの業務用ハンガーラックは専属のプロダクトデザイナーが意匠をデザインします。

3DCADを使って設計をします。

皆様のお手元に商品を届けるまでに、しっかり品質管理をしています。

受注の流れ